ユース会場に団体名の超巨大幕、なぜ。2017/05/06 

2017/05/06 
試合開始に少し遅れて向かう途中に家族から連絡が入りました。
送られたメールを開くと、驚くような写真が。

ユースの試合会場に、大人の2倍ぐらいの高さの巨大な弾幕。
真っ白な布地に、青色で大きく書かれていたのは

「 NAGASAKI UNION 」の文字。

長崎ゴール裏団体の、長崎連合の団体幕でした。





【  なんで子供達の育成の場所で、団体のアピールをするか!  】

【  なんでゴール裏の争いに子供達を巻き込むか!!        】

怒りではち切れそうになりながら、グランドに向かいました。

グランドにつくころには、少し冷静になりました。

【  ユースを応援する人が増えること自体はいいこと  】

【  団体幕ではなく  】

【  子供達や保護者の方を支えるような応援ができるなら逆にいい 】

【  まず意図を聞かないことには始まらない  】



見慣れた会場を深呼吸して見渡しました。

実物は写真以上のインパクトがありました。

大きな弾幕でした。

普段はトラスタのゴール裏に掲げている弾幕です。

それがユースの会場にありました。

その隣に長崎連合の方が8人ほどいました。
トラスタでしているようなチャントを歌っていました。

幕の場所は、普段は保護者の方が簡易席を設置して子供たちを見守っているゾーンです。

それより中央は、グラウンドスポンサーの幕が張ってあって、立つと見えません。座ってみるしかありません。

その見やすいゾーンを潰すように巨大幕がありました。

今回の弾幕で中央に座席を移動した方もいたそうです。

向かって右端には少しスペースがありましたが、応援をする方に遠慮して、中央に移ったそうです。



ハーフタイムに、連合の若手の方2人に話を聞きました。

○ Q:今後も応援するのですか。
  A:トップの試合がなく、田中町で試合があるときに、できるだけ行くようにします。

○ Q:アウェイはどうするのですか
  A:アウェイは考えていないと思います。

○ Q:U-15はどうするのですか
  A:U-15は考えていないと思います。

○ Q:この旗は応援する人が来たら見えないですよね
  A:試合前にクラブ事務所の方にOKをもらいました。 人が増えたら下げることになってます。


そこまで聞いた時に、
ゴール裏で新たな動きがありました。
ゴール裏団体のルート34の弾幕を張り始めました。

連合でコールをしているルート34の代表の白タオルさんがいたので、話をしました。

○ Q:すみません、ここはユースの場所で、育成で中立なので団体幕はあまり・・・
  A:あ、まずいですか。じゃあたたみますね。

意外とあっさり引いてくれました。

ですが、大きな連合の幕はそのままでした。
その理由は試合後にわかります。

もう少し話をしました。

○ Q:(分裂の件、かなり深く話をしました。白タオルさんともう一人、話をしてくれました)
A: [連合の僕たちは] 話はします。トラスタのゴール裏や、他でも言ってくれれば聞きます。ネットの方は叩かれすぎて、もう・・・

実際、話をした感じでは、率直に話をしてくれました。
いいとか悪いとか別にして、若い子も白タオルさんたちも、今、考えていることをそのまま話してくれたように感じました。


試合後に、もう一度、話をしました。

○ Q:Vファーレンの弾幕をお持ちではないですか。
    ウチのゴール裏の現状、連合とはやりたくない人もいます。
    あの弾幕は、ユースに自己アピールを持ち込んだと捉えられるでしょう。
    応援を嫌がる人も出るでしょう。でも、
    Vファーレン幕なら、誰がコールしても、一緒に歌えます。

    Vファーレン幕、ないですか?
    
    次からでいいので、団体の幕ではなく、Vファーレンの幕を掲げませんか。

  A:連合として幕を上げているので、(ルート34の代表としては)
    いま下ろすとか言えないのです。お話はわかりましたので、
    持ち帰らせてください。連合の中で話をします。




と、そういう話をしました。


白タオルさんは、連合決定者ではないので、即決できなかったようです。
連合の決定者は、代表の坂本さんだそうです。

白タオルさんは、ルート34の代表なので、ルート旗については判断できたようです。



もともとユースは育成の場所です。

主役は子供達で、次が保護者です。

スタジアムのサポーターは、クラブにとって入場料を払っていただく「お客様」ですが、ユースのサポーターは、「お客様」ではありません。

クラブに1円も入りません。

あの場でサポーターが存在を許されるのは、子供や保護者の方から支持されるからです。

だから僕らサポーターは、いつでも、

【 これは子供のためになるか? 】と問いかけ続けないといけません。

遠方の高校とかだと、選手を送り込むことで精いっぱいで、サポーターや保護者が来れないことがあります。

そんな時は、「いいぞ!!」とか得点時の旗振りだけで、チャントをしません。

相手の子供にかかる圧力が大きすぎるからです。

逆に鳥栖や大分のように、バリバリにチャントをかぶせてきて、こっちに圧力をかけてくるような相手には、容赦なく全力でピッチ全体に響くような声を張り上げます。

相手の子が、ユースの応援がよかったと長崎でプロ契約してくれたら最高じゃないですか。



トラスタのゴール裏に争いを持ち込む「かもしれない」ことは、できるだけ避けて、目の前の相手に、全力を出せる体制作りをしませんか。

「Vファーレンの幕」ならそれができます。

どんな立場の方が田中町に来ても、心おきなく、子供達を応援できるようにしたいです。

ユースの場所は、子供達のものです。親御さんのものです。

団体の主張の場ではありません。

そう誤解される余地を残したくないです。

子供達が動揺する可能性を、ほんのわずかでも残したくない。

Vファーレンの子供も、相手の子供も、「いい会場だった」と思ってもらえるような田中町グラウンドにしたいです。

どっちの子に対しても、威圧ではなく、非難ではなく、「この試合で、何かいいものを一つでも得る」ような応援をしたい。

特に今のゴール裏の対立は持ち込みたくない。


今日、保護者の方と話しました。

自分たちのいつもの場所を弾幕で覆われて、見難い場所に移動しても、ニコニコ笑いながら、
「こんな大きなVファーレンの幕を出してもらえるほど、注目してもらえて幸せです」
そう言ってくれました。

これだけの深い愛情で、田中町のグランドを見守っている方がいるのです。

そこに関わるなら、丁寧すぎるほど丁寧に、慎重すぎるほど慎重にしたいです。



九州の子供達の成長を、どんな立場であっても、安心して、願うことができる、そんな環境を作る。

それが、ユースを応援する者の義務だと思います。


まずは団体旗→Vファーレン旗へ。


賢明な判断を、連合に、望みます。



トップと重ならない田中町のユースのリーグ戦は、6月の第4週です。



追記) 熊本戦には連合の応援の方はいらっしゃいませんでした。
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Author:がっさん
サッカーが好きです。ネコが好きです。食べ物が好きです。風景が好きです。いろいろ好きです。おっさんです。

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