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がっさん的2018V長崎のポイントと、2017のまとめ

がっさん的2018V長崎のポイントは、
攻守のバランスと、キープの位置です。
○がっさん的2018V長崎のポイント
攻守のバランスと、キープの位置です。

○長崎の基本形
長崎のベースは5-4-1の守備型です。
........... ○

...○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○
中央を締め、ペナ角とコーナー沿いの陣取り合戦に持ち込みます。
だいたいどの相手にも0-0が見える状態を作り、細部を調整していました。

○長崎の失点パターン
しかしこれだけでは勝てませんでした。
サッカーはミスをするゲームです。
90分の8割を相手に好きに攻めさせておいて、完全に封殺するなんて都合のいいことはできません。
どこかで穴ができるのです。

やられるパターンは
連続セットプレー、
ペナ角からのスーパーゴール、
ゴール前のこぼれ球でした。

だいたい1-0でリードしてラスト20分くらいから亀になって守るのですが、ルーズボールを全て相手に渡すのでサンドバッグです。
そうなると大体15分で限界が来て相手のスーパーゴールで失点します。


○2017長崎の変化
2017長崎が変わり始めたのは8月を越えてからです。

攻撃を受ける時間が明らかに少なくなりました。
正確に言うと攻めを一度切って体制を立て直すことができるようになりました。
15分の被弾が10分になり、それも5分と5分になったのです。
被決定機は明らかに減りました。

1.
コンマ1秒の差
コンマ1秒を詰めるようになりました。
もう10cmだけ寄せて、パスコースを5度だけ変え、抜かれてもヒールで引っ掛ける。
ただでは進ませない。
抜いたと思ったら背中から足が後ろに伸びてきてクリアというシーンが終盤は何度も見られました。

2.
5メートル下がったFW
孤立したFWの位置を下げました。
長崎は5-4-1です。
5-4で守り1がカウンターです。
しかしこの5年で機能したことはほとんどありません。
........... ○

...○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○


もちろんゴール前にFWがいることでDFを2人中盤からはがすことができますから、そういう効果はありました。
........●○● ←FWにDF2人がつく

.... ○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○

しかしながらイメージされるようなロングボールを長身FWが競り、落とし、キープし、ドリブルで、シュートする。
そんなことはほとんどありません。

当たり前です。
ハイボールを頭に当てた時点で完全なコントロールは不可能です。
相手DFは2人いるのです。
1人が競り、1人がかっさらう。
長崎がロングボールを入れてくれたら、相手DFは無条件でマイボールにした上、ノープレッシャーで前を向き、正確なフィードができます。

長崎がいくら跳ね返しても、ひたすら守備を強いられる理由がこれでした。
.........●○● ←孤立して挟まれるFW

....○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○


そんな孤立したワントップ目がけて、アバウトな放り込みは、DFの餌食でした。

そこで高木監督はFWの位置を5メートル下げました。
..... ● ●

...............○
.. ○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○

仲間と距離が近くなったことで、FWへのクリアが正確なパスに変わり、FWは落とし場所を複数確保できるようになりました。
相手DFに向かう時は、足元にコントロール済みの状態でチャレンジもできます。

3.
ハイボール処理の変化
ところでファンマの特徴ですが、彼は特殊な選手で頭をほとんど使いません。
胸から下でほとんどコントロールします。
胸 肩 背中 腿 いろいろ使ってワンタッチツータッチで味方につなげるのがファンマの強みです。

「DFがついているにも関わらず、つなげる」力。

これがファンマの真骨頂です。
そんな彼がハイボールを受ける時は、どうするでしょう?
頭を使わないので、飛びません。競りません。
代わりに自分の領域に来る軌道を確保します。

透明な電柱を抱えるようなイメージです。
電柱の中をボールがまっすぐ落ちてくる。
電柱を確保するためにDFを背中で弾く。
バスケのスクリーンです。
スクリーンアウトさえできれば、相手がいくらジャンプしても届かない。
逆に自分は足元に落ちるとわかっている。いくらでもコントロールできる。
ピタ止めしてもいいし、胸トラップからドリブルに入ってもいいし、脇を抜ける澤田にスルーを出してもいい。

いままでこのハイボール コントロールを誰もやんなかったんですよね。
ようやくファンマがやってくれました。

そうしたら、慶太がマネするようになったんです。
ハイボールくる、きれいなスクリーンアウト、納める慶太。完全マイボール。

初めて見た時は叫びましたね。
個人のワザがチームの技術になってる、うちはチームになってるぞ!!

他にも、背中から伸びてくる守備の足、この体の使い方も、あっという間にチーム全体に広がりました。だから誰かの得意技というわけでは無く、誰もがやるんです。

聞いて、伝えて、身につける。

そういうコミュニケーションができていると感じます。

その結果、いままで余裕で相手ボールになったハイボールが、6割ぐらいは長崎に渡ってしまう。これは大きい。

今までなら上がれた相手のSBは上がれず、相手の攻撃スピードが格段に落ちてしまう。長崎の攻撃のターンがまた増えます。

1つ1つは小さな変化ですが、チーム全体の変化は、大きな結果をもたらしました。

長崎の秘密はシンプルです。

しかし誰もがわかっているけど、簡単にはできないことです。

○2018長崎のポイント
J1は、全員が別人になるくらい進化しないと、まともに戦えない世界です。選手もフロントも、サポも。
いままでのように甘い寄せでも外してくれるお人好しはいないでしょう。

おそらく相手の攻撃を弱くする基本設計ということになるでしょう。
具体的には、相手の攻撃時間を短縮です。

ディレイ、奪取、保持、展開、集束。
このバランスが、生死を分けることになります。

特に、保持キープの方法と、ディレイ奪取・展開集束の配分。

私の興味は、

☆2017終盤、攻撃時間が守備時間を減らすことに気づいた長崎は、どこまで攻撃的にシフトするのか。あるいはしないのか。

☆2015に絶対的なキープ力を武器に「エリア20」としてボランチに君臨した黒木を再び得ました。
 長崎は変わるのか。黒木はあの芸術的な、手のひらで転がすようなキープの輝きを見せてくれるか。

☆2013から数えて初めて背骨を維持したシーズン。2年目の高木長崎はどんなサッカーをみせるのか。

などなど尽きません。見どころは山盛りです。


○2018長崎はJ1の海へ。

開幕はすぐそこ。

魂が震える季節が、再びやってきます。

長崎に集ってくれた選手たちを迎えましょう。

全身で、声を出して。

フォルツァ NA GA SA KI ‼︎
フォルツァ NA GA SA KI ‼︎
フォ 、 ル 、ツァ 、NA 、 GA 、SA 、KI ‼︎
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Author:がっさん
サッカーが好きです。ネコが好きです。食べ物が好きです。風景が好きです。いろいろ好きです。おっさんです。

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