高木長崎のテーマと3231プラス1。

2014.2015とも共通なのですが、高木監督にはテーマがあります。
「すべてのボールの動きを想定範囲に収めて勝ち点を取る」


だからコントロール外のボールを嫌います。コントロールできないボールとは相手のボールです。


特に相手カウンターで相手ボランチが中央で自由にボールを持つことを嫌います。
相手は何でもできるので対応ができないからです。ショート・ロング・ハイ・グラウンダー・中央・右・左。
相手ボールでも遅攻なら対応方法はありますが、時間がないと完全後手になります。


相手カウンター時の中央フリーを封じるために2015行ったのが、攻撃時のサイド偏重・守備時5バックでした。しかしサイドにフォローはいかないので、単独突破、奪われたら長距離戻りを90分することがサイドバックに求めらました。


また
2015はサイドからボールを入れる時も、相手ゴール前に3人はいらないと入れてはいけません。
ターゲットが1人だと奪われたら相手ボランチ中央フリーの状態になるからです。
長崎は相手の守備陣形が固まってからゆっくりセンタリングしてくれるので、相手は守りやすかったと思います。


その結果、
予定通りの堅守を手にいれましたがサイド負担大きく、異常な得点力を持つFWが必要で、予想外の攻撃ができず、FW足元へのボールがほぼゼロでマイボールにできない、そういうデメリットをもっていました。プレーオフに突破できない理由も攻撃力でした。


2016のテーマは「守備力を落とさずに攻撃力を上げる」方法でした。


相手ショートカウンターでもボール軌道をコントロールし、サイドの負担を下げ、攻撃陣が自由に攻撃でき、トップ・トップ下の足元でロストしてもカウンターにつながらない。こんな夢のようなテーマに取り組んだ結果が、http://niwano03.blog114.fc2.com/blog-entry-48.html … がっさんブログ   3231プラス1でした。


3231で中央のラインでのカウンターを封じる。トップ下3が相手ボランチを自由にさせない。
相手は③バックの両脇にボールを出すしかないが、1テンポ遅れでプラス1が襲う。プラス1はサイドを上がり③トップ下と連携、サイドで数的有利を作る。


サイドにいるプラス1と3トップ下の1人の合計2人でサイドを支配すると、ゴール前には1トップと3トップの残り2人と上がった1ボランチの4人がいる。この状態でボールを失っても、周辺に最低3人はいるので、最低でも相手が蹴る方向を限定できる。


バランスの取り方で一瞬2バックになる瞬間があって、それを安全に作るタイミングがキモなわけだけど、プラス1を誰にするか次第で、超攻撃的にも守備的にもなる。それでいて、高木長崎の原則と2015の問題を解決する。
実際に後半の熊本はほとんど機能しませんでした。


今年の島原の練習試合で3-5-2とか4-4-2といったフォーメーション論を無意味にする試みをしていて、高木監督は新しいサッカーを作りたいのかなと思っていました。今のやり方は、まだまだ奥があるはずです。勝ち点の寂しさとは対照的に、大変おもしろいことになっています。


今年の選手は実行する力もあるし、案外、心配することはないでしょう。
今年の長崎には夢がある。
そう思います。
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