入退団の結果と、来期の展望

さて、あらかた入団退団が出そろいました。

入退団の結果と、来期の展望をがっさん的にまとめました。


厳しいことを言えるのはこのタイミングしかないので、少し毒舌気味です。

ご容赦を。
【入退団の結果】

まず入退団の結果です。
もともと選手は特別強化指定選手を含めて29名でした。
現在確定しているのは29名。プラスマイナス0。

ここから1,2名あるかどうか。

余談ですが、
現在未確定は大海さん、坂井選手、特別強化指定選手の2名です。
個人的には大海さんに残ってほしいのですが。
苦しい前シーズン、大海さんがチームを繋いでくれたことは大きかったです。
ピッチのプレーは悪いところが出てしまったので、大海さんのいいところを見たいです。

退団選手は12、未定3、契約継続14、新入団選手は15です。


退団選手12名一覧(数字は先発試合数)
資料20170108-01


神崎・洸一・ヨンジの退団は数字以上に辛かった。
次期監督としてユースで着実に実績を残していた原田監督も手放しましたね。
辛かったです。



さて、
42試合中30試合以上のスタメンを主軸とすると、退団選手は以下です。
資料20170108-02

ポジションは、
GK 守備ボランチ トップ下 両ワイド 1トップ
主軸が根こそぎいなくなりました。

せめてボランチぐらいは残してほしかったです。
不幸中の幸いはDFが安全だったぐらいでしょうか。



残ってくれた選手14名はこちら。
資料20170108-03


本当に、苦しい状況の中で、よく残って頂けました。
ありがとうございます。
心よりお礼申し上げます。

先発25試合以上に絞ると杉様、村さん、前ちゃん。
安定したCB力を発揮している杉様や、後半から新しいCB像を造り出した村さんは
正直、取られてしまうかもしれない、と覚悟していました。
前ちゃんは、お願いだから他のクラブは見つけないでくれとお祈りしてましたww

また、
練習試合で高い評価を得ていた輝希、
ピッチでのびのびプレーしていた慶太、
一番可能性を感じていた北川が残ってくれてほっとしました。

しかし、はっきり言ってしまうと、
スタメン組が3名だけという状況、
戦力としては非常に心配なところ。


そこで新しく加入した選手がこちら。

資料20170108-04


GK増田は広島の2ndGK。非常に能力が高く、何回か出た試合では
不安を感じるプレーは皆無だったということで、GKの一番手でしょう。

GK奥田は磐田の4番手だったものの、慌てることがなく卒がないプレー。
キックの正確性が武器とのことで、植草選手をがっさんはイメージしています。

DF乾は群馬のプレーがよくわかりません。

DF北谷。山口では琉球読みの「ちゃたん」と言われて人気がありました。
体格はほどほどですが、山口らしく足元が上手く、体をぶつけるより、
一瞬離れたボールをタイミングでカットするタイプ...とがっさんは見ています。
一方、セットプレーの守備は得意ではない方。

DF田代は山形のプレーがよくわかりません。

MF志有人。おかえり志有人!山口で前ボランチとしてスタメン定着かと思ったところで
ケガ離脱。悔しいシーズンでした。志有人らしい繊細なボールタッチは健在。
長崎の最後の数試合で見せた、視野の広さを活かした長いパスを自分のものにしています。
がっさん的には2017シーズンのキーマンの一人です。

MF島田。岡山からの情報では攻撃ボランチ。攻撃につなげるパスの配給のセンスに
定評があります。一方、相手数人に囲まれた時にはパニックになる傾向があり、
ボールロストや相手カウンターにつながるパスミスが課題との噂。

MF翁長。中盤トップ下での丁寧な足捌きが特長の大卒ルーキー。

MF飯尾。無尽蔵のスタミナで上下に走るSH。精度に不安があるものの、手を抜かないプレーで松本サポの心をつかんでいました。

MF福田。右SH。左も可。ボランチ経験もあり。
クロス精度を誇る。タイミングと球種が豊富でプレースキックもあります。
現在の運動量とスピードは未知数。
甲府ではケガで一年を終えてしまい、再起をかけての長崎入りです。

MF澤田。トップ下、ワイドトップ。熊本でブレイクしてから清水入り。
170cmと小柄ながら点で合わせるヘディング・足でのシュート、
スルーパスに合わせての裏抜け、相手DF前で受けてからのドリブルと
多彩な攻撃パターンを持つ。長崎だとトップ下、2トップの下がり目タイプか。

MF林田 隆介。ユース上がりのMF。4-3-2-1の左3を務めていたが、トップ下も可能。
巧みなボールキープからの起点として期待される。
意外と出番は早いかも。

MF吉岡。典型的な10番プレーヤー。トップ下でタクトを振るう。
ドリブル・パス・シュートなんでもござれ。
心配なのはプロのフィジカルについていけるかだけ。

MF古部。言わずもがな。おかえり、べーさん!! 待ってたよー!!!

FWフアンマ。大型フォワード。まじめ。よく守備する。縦パスが入ればDFが背中にいても
一人で反転してシュートまでできる。
相手DFとGKの間に入るグラウンダークロスに合わせたり、
一人で中央からドリブルシュートを決めたり。
下がってトップ下のように組み立ても可能。
高木監督がわざわざ海外まで行って取ってきたのはこの選手。
超期待。
しかし、ビデオを見るとヘディングは苦手。ルイコマツの強化版と思われる。
電柱はやってくれそうだが、ここに可能性はないでしょう。
それよりDFを2人背負ったファンマの足元にズバッと縦パスを入れることができるかが勝負の分かれ目になりそう。



この総勢29名でどういうサッカーになるか妄想してみました。


まずは高木さんのサッカーの整理。

2013の走るサッカーは緊急避難の例外なので、2014からの守備から入るサッカーが高木さんの本質。
高木さんのサッカーが基本的に変わらないとすれば、守備から始まる5-4-1が基本形。
資料20170108-05基本形


攻撃時には両SBを上げて、1トップにトップ下が近寄って
3-2-4-1でゴールに近寄る。
資料20170108-06理想攻撃


攻撃方法は、サイドからのクロス。
中央突破はカウンターの危険があるのでやらない。
中央へのくさびは、あくまでブラフ。
よほどの好条件でない限り、中央へくさびが入ったら、サイドへ振る。
PA外からのミドルシュートは去年はほぼゼロ。今年は未知数。
ミドルシュートが枠に行くのは、
ヨンジ・慶太・永井・梶川・畑のみ。後は枠に行かない。
今年は、畑・慶太・フアンマ・林田・吉岡・翁長が可能性がある。
特に1点取った畑・慶太はミドルは確立が高い。
フアンマも期待。
林田のミドルはほとんどが強シュートで枠に行くので、今までのVファーレンを見ていた人は衝撃を受けるはず。
「ミドルは枠に行くのか」と。

この3年で高木さんが苦労していたのは、

「 守→攻 のトランジション がうまくいかない 」こと。


基本形はこうで、
資料20170108-05基本形



攻撃時には、こういう形で攻めたい。
たぶん高木さんはそう考えてる。
資料20170108-06理想攻撃

でも、こんな陣形、見たことない。


理由は簡単で、奪われちゃうから。


大体ボールを奪取する位置はここ。
資料20170108-07奪った直後




これから必死にクリアするが、そのボールは不正確なロングボール。
1トップはここでうけることになる。
資料20170108-08奪った直後2






ここで受けたら、相手の2DFに追われる。
しかも不正確なボールなのでヘッドで競るのが精いっぱい。
こぼれたボールは、相手DFが悠々と奪って、攻撃のターンを繰り返すことができる。


要は、上がる時間がない!!


そこで解決策として高木監督が行ったのが、2トップ。
7月の3連勝した布陣。
これなら、1トップが何とかヘッドで当てただけでも、下がり目のFWが
それを拾うことができるので、2トップ下が上がる時間ができます。
デメリットは守りに回るMFが4枚から3枚になるので、5バックの両端を
釣りだしやすくなる。5バック崩しが簡単になる。
資料20170108-09問題解決A




もう一つの解決方法は、1トップが思い切り下がることではないかと。
相手のDFも高い位置を取れるけど、クリアボールを足元で
コントロールして次につなげることができるのは、
今までにないメリットだと思う。
デメリットは相手のDFラインが高くなること。
FW-DF間の距離が短くなり、かつ、長崎のゴールに近いところでプレーすることになるので、
危険は多くなる。
逆を言えば、相手DFラインの裏にスペースが多いので、スルーパスが出しやすくなるはず。
資料20170108-10問題解決B




解決のためのカギは、密集地帯でマイボールをキープできる方法。
名作「ロストマン」ではないけど、5秒キープしてパスが出せれば別世界。


【新体制の特徴と問題点】

新体制をポジション別に組分けるとこんな感じ。

まずGK。
増田 三浦 奥田 富沢
一番手は広島から来た増田か。
二番手は三浦? 奥田の評判も高いのでここの争いは激しそう。
富沢にもっと頑張ってほしい。ピッチで見たい。

DF。
高杉 村上 田代 乾 北谷 田上
去年、さんざん苦しんだCBがスタメンクラスで揃った。
いろんな組み合わせが試せそう。

守備ボランチ
前田
一人だけ。ここが一番のウィークポイント。
2014は岩間の穴を埋まらなかった。
2016は黒木の穴が埋まらなかった。
長崎はずっと守備ボランチで苦労してます。

攻撃ボランチ
志有人 宮本 島田 養父 碓井
ここの核は志有人が一番か。
どんなボールでもつないでみせると豪語する宮本が伸びると楽しいことになる。
島田のパスも未知数。
養父は配球力は定評があるので、ボールを出した後、棒立ちになる
攻守の問題を解決できると新しいプレースタイルが広がるはず。

サイドバック・サイドハーフ
古部 飯尾 福田
高木長崎の肝。
90分長距離のダッシュを繰り返し、クロスを上げ、PAに切り込み、
戻って5バックを形成する。
体力、守備力、攻撃力、バランスが問われる重責ポジション。
しかし3人しかいない。
層が薄い。これで古部が戻ってこれなかったらどうなっていたか。
恐ろしい。

トップ下または3トップのワイド
澤田 慶太 志有人 北川 輝希 木村 畑 翁長 吉岡 林田
大激戦区。
足元が得意な選手が多い。
足元に加えて、使うプレーができれば、おおいに幅が広がる。

それができそうなのは、
志有人、慶太。
プレースタイル的に近いのは翁長、吉岡、林田。

北川がどこに向かうのか、そろそろ答えをピッチで見てみたい。


1トップ
ファンマ 木村 畑
高木サッカーの1トップはオールマイティでないと務まらない。
特に、カウンターのロングボールをヘッドで競り、
足元に納め、前を向いて、ドリブルを開始し、シュート。
これを一人で行うことを要求されるムリムリポジション。

おそらくファンマが第一候補だが、ファンマはヘッドが苦手なため、
ファンマのトップは失敗するだろう。
木村も体を張ることが得意ではないので、難しそう。

そうなると、畑が第一候補。
意外と行けそう。



【考えられる布陣】

オーソドックス
資料20170108-11オーソドックス

ファンマを1トップにする布陣。
前田をボランチに。
しかしこれではファンマが単独でヘディングすることになり、
今までの問題は解消しない。


ファンマ用修正
ファンマの胸か足に正確にボールを入れたい。
ファンマとボランチの距離を近くする。
ただし、畑1トップでは孤立してしまう。
資料20170108-12ファンマ用修正1



ファンマ用修正 2トップ
去年成功した2トップ。ファンマのキープ力を最大に活かす。
足元に正確なボールを入れるのは志有人ならできる。
前ちゃんがボランチできなかった場合、
ウルトラCで北谷が守備専門(前でボール狩り)ボランチ、
山口で一緒にやっていた志有人へボールを預ける、というのはアリではないか。
資料20170108-13ファンマ用修正2トップ



ファンマ用修正 1トップα
実は高木サッカー1トップの要求を一番できるのは志有人。
攻撃ボランチを宮本に任せ、志有人が1トップを下がり目にポジション。
宮本ーファンマー志有人の中央ラインを近い距離で形成。
慶太が補佐。
福田ー古部の前方に広大なスペースができるので、SBの攻撃力を活かすことができる。
ボールはクリアしない。つなぐ。
ファンマと志有人でキープ。
慶太が近くにいるので、組み立ては容易。SBが上がる時間も稼げる。
相手はプレッシャーのないDFラインから組み立てを行うだろうから、
志有人はDFラインの追いまわしをする場面と、中盤にボールが入ったら、
一気に下がってMFと連携する役目になる。
資料20170108-14ファンマ用修正3 1トップ


ポイントは守備ボランチ・攻撃ボランチが機能するか。
守備ボランチ村上という手もあるのではないだろうか。






まもなく開幕する2017シーズン。
どんなサッカーを高木さんがするかどうか、今からたのしみです。
























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Re: タイトルなし

ご返信、ありがとうございます!
コメントに気づくのが遅くなりました。
のんびりやっているので、更新あったら読んでやってくださいw
プロフィール

がっさん

Author:がっさん
サッカーが好きです。ネコが好きです。食べ物が好きです。風景が好きです。いろいろ好きです。おっさんです。

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